あの日から13年

‍  昨年から始めたこちらのブログ。このところ、

ほぼマラソン馬鹿の道楽ブログとなっておりますが…(^∀^;)

とうとう、この日がやって来てしまいました。

 

  震災前か、震災後か… 過去の出来事を思い出そうとする時、いつの間にか2011年3月11日を区切りとして考えるようになりました。平和な時代を過ごしてきた私たちにとって「戦前戦後」に代わる、身近で現実的な時代区分なのかな、と思います。勿論、「東日本」大震災なので、西日本の方にとっては阪神淡路大震災であり、今現在、苦しんでいる能登の方にとっては、本年1月1日以前以後、となっていくのでしょうね。

 

  この区切りの前と後で、何が変わったのか、変わっていないのか。何も変わっていない、といえばそうかもしれません。でも確かに変わったのだと思います。変わっていないと感じてしまうのは、それは変わらなかったのではなく、元に戻った、というのが正しい気がします。

  今、能登の人たちは、すべてが変わってしまったと感じているに違いありません。しかし、いずれは、何も変わらないよね…と振り返る日が来るのだと思います。

 

  これこそ時の流れというか、風化ということなのでしょう。けれど、人間なんてそんなものかな、と達観しております。ポジティブな意味で、です。辛いことや悲しいことも、いつかは時の流れが癒してくれる。保険の仕事を通じて、このことを実感する機会に多く立ち会ってきました。皆その後もそれぞれ力強く生きています!  そして特別な人たちではありません。何故なら、保険金がおりた後の、あの隠しきれないリアクションときたら…(^∀^;)

 

 どれほどの不幸に苛まれたとしても、時の流れとともにやがては日常へと回帰していく。それこそが人間の強さなのだと思います。そして、不思議なことにお金がその手助けをします。悲しみが和らぐのです。お金には、そんな魔力があります。

 

 能登の被災者の方たちは、果たして地震保険に加入し、せめてもの心の平穏を得られたのでしょうか。期待したいと思います。彼らは13年前の私たちを見てきたのだから。

 

 

 

  P.S 

これほどまでの才能に恵まれ、社会的成功により

莫大な富を得たとしても、

人間、誰もが亡くなってしまうんですね…

やっぱり人生、好きなように生きないと。

鳥山明先生のご冥福をお祈り致します_(._.)_